『ワーキング ヘルスケア プログラムMATSUE』は『松江式ワーケーション』の前身で、令和2年度から令和4年度までの3年間コンソーシアムで取組んでいました。
以下は、当時のコンソーシアムに関する情報です。
コンソーシアムの目的
ヘルスケアの実証実験
働きながら自身の心と体の健康状態を把握し、島根県松江市ならではの自然環境を活用したアクティビティや研修によって、それら心と体の健康状態が改善していくプログラムの開発と各種データを可視化できるように、松江市内外企業、大学、自治体等の様々な主体が参画し、 産学官の座組にて実証実験を行う。
松江発のビジネスモデルと
多様な働き方の創出
松江市外から先進的な企業や専門人材を呼び込み,松江市内企業等とコラボレーションを生み出すことにより、 松江市内に先端技術の実装推進や健康づくりに関するノウハウ・知見を蓄積させ、関係者が共創により、健康づくりのビジネスモデルや松江ならではの多様な働き方(テレワーク・リモートワークなど)を次々と生み出す。
地方への人の流れを興す
『ヘルスケア』『テレワーク』の要素に加え、『観光』や『食』等の更なる付加価値をつけ、都市部と地方、地方と地方における新たな人材還流となる企業向けプログラムのパッケージ化を目指す。
また、このプログラムを商品として販売することで、テレワーク実施企業を拡大させ、地方への新たな人の流れをつくる。
事業内容
01/
松江滞在型
テレワークパッケージサービスの開発と受入
首都圏及び大都市圏の企業を対象とした 滞在型テレワークパッケージサービスのモニタープログラムの開発と受入、および実証実験
02/
高等教育機関との
ストレスケア・生産性に関する共同研究
01の実証実験に基づく共同研究、データ等の収集及び研究結果の検証
コンソーシアム構成図
参加企業・団体
松江市 >>webサイト
国立大学法人島根大学 >>webサイト
インフラジスティックス・ジャパン株式会社 >>webサイト
サイバートラスト株式会社 >>webサイト
株式会社さんびる >>webサイト
一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会 >>webサイト
株式会社ダンクソフト >>webサイト
株式会社テクノプロジェクト >>webサイト
テレキューブ株式会社 >>webサイト
株式会社ドコモCS中国 島根支社
ミツフジ株式会社
ワークアット株式会社 >>webサイト
ワークスモバイルジャパン株式会社 >>webサイト
※アドバイザー
島根県(商工労働部) >>webサイト
株式会社山陰合同銀行 >>webサイト
松江市長コメント
当市をフィールドに産学官連携で取り組む「ワーキング ヘルスケア プログラムMATSUEコンソーシアム」に多くの企業や島根大学、島根県にご参画いただけること、誠に嬉しく思っています。昨年度行いました実証事業「ワーキング メンタルヘルスケア プログラムMATSUE」において、テレワークを通じて、本市の豊かな自然環境の中で普段通りに働くことにより、ストレスやバイタルデータにおいて科学的見地から数値の改善がみられました。本コンソーシアムでは、この取り組みを更に進め、当市への新たな人の流れを生んでいきたいと考えております。参画いただく各団体の皆様におかれましても、松江発となる新たなビジネス、研究に取り組まれることを期待しています。
松江市長 上定 昭仁
2019年度の取組み実績
2019年度は、当コンソーシアムの前身の組織としてコンソーシアム設立準備委員会を組織し、『働きながら環境の違いや運動の有無による健康状態を知り、健康改善のためのアクションや自分自身の仕事スタイルを発見する健康改善プログラム』を検証・開発する活動をおこないました。首都圏のIT企業を対象に、都市部での通常勤務時や松江でのテレワーク・リモートワーク時のバイタルデータや主観データを計測・分析を行い、その変化について検証をおこないました。